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ダービー日本人補習校について 印刷 Eメール

本校はこんな学校です 

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海外に長期間滞在する義務教育段階の日本の児童・生徒は平成21年4月現在で61,488人(小学校段階46,042人,中学校段階15,446人)となっています。これらの子供たちに対する日本の在外教育施設としては,世界各地には日本人学校(全日制で,英国にはロンドン日本人学校があります。)と,本校のような補習授業校(定時制で,国語を中心に授業を行う。),及び私立在外教育施設があります。

本校は,国語科と算数科/数学科の授業,学校行事そして補習校での生活全体を通して本校の設置目的にある6項目

  1. 帰国後の適応の素地 
  2. 日本人としての考え方 
  3. 広い視野と力強く生き抜く意志と力 
  4. 日本語力の向上と日本文化の体得 
  5. 豊かな国際感覚を身に付けた国際人の育成 
  6. 日本語による算数/数学科の履修と実力養成 (詳しくは学校要覧参照)

の実現を目指しています。

本校は,単なる日本語の語学学校や学力補充機関ではありません。本校で学ぶ子供たちが,土曜日の一日を教師やクラスメイトと共に有意義に過ごし,国語及び算数/数学の学習を続けていくことを通して,豊かな教養を育むと共に日本人(国際人)としてのアイデンティティを確立し,将来,日本へ帰国した時,国内の学校・社会に再適応出来るようにすることを目的として設立されています。

[在外教育施設について(学校数は平成21年4月現在)]

日 本 人 学 校 在留法人団体を母体とし,日本の公立小中学校と同等の教育を行う全日制の教育施設。(89校)
補 習 授 業 校 在留法人団体を母体とし,現地校等に通学する子供に対し,土曜日等に国語,算数・数学等の授業を行う教育施設。
(204校,英国内に9校)
私立在外教育施設 日本国内の学校法人等が海外に設置した全日制の教育施 設。(10校,英国内に2校)

これまでの歩み

ダービー日本人補習校は,平成3年(1991年)3月4日イーストミッドランド日本人会創立総会において,本校の設立が決定され,同年6月1日小学部6学年40名,中学部3学年10名で開校しました。設立準備委員の献身的な努力のもと,校長及び教頭(事務長兼務)1名,講師10名の陣容で,マックワース・カレッジ・ダービー(現在のダービー・カレッジ・プリンス・チャールズ・アベニュー・キャンパス)のAブロックを借用校舎として産声をあげました。

本校の設立母体はイースト・ミッドランド日本人会ですが,日常の本校の運営は,運営主体である理事会から選出された委員による運営委員会によって行われています。「すぐれた知性と教養に富み,常に偏見にとらわれず,広い国際的視野に立ち,物事が判断でき,たくましく生き抜く日本人の養成」を教育目標に掲げ,国語と算数/数学の教科指導を行ってきました。平成4年(1992年)4月,高等部を設置,児童生徒数も107名を数え,その後,平成21年8月に借用校舎をSilverブロックに移転し,現在に至る本校の姿が確立されています。

本校の創立時から本校設置者である理事会(運営委員会)は,着々と本校の基盤を確固たるものにする一方で,ダービー日本人補習校への教員派遣を文部省(当時)に招請しました。それを承けた文部大臣の命により,平成5年4月,日本の公立学校教員が第2代校長として本校へ初めて派遣されて以来,現在までに計6人の派遣教員が校長として着任しています。

本校では単に国語と算数/数学の教科指導だけでなく,入学式・修了証書授与式等の儀式的行事,運動会や野外活動,夏期講習等,日本の学校文化や英国の自然・社会にふれられるようなさまざまな体験的な活動を提供してきています。帰国後の日本の学校への適応に十分な学力を養うだけでなく,先生方やクラスメートと心のふれあうあらゆる活動を通し,豊かな心を育む補習校として,英国に生きる子供たちの心のよりどころとなりつつ,すぐれた日本人(国際人)を育成するための教育活動を進めています。

Derby Japanese School 

本校の運営・教育推進にあたって

英国ミッドランド地方は産業革命の発祥の地であり,緑豊かな美しいカントリーサイドです。この進取の気性に富む伝統と素晴らしい自然の中で伸び伸びと生活し,学び続ける本校の子どもたちには,日々進展しつつある国際化時代の中で,大きな期待が寄せられています。また,英国とともに21世紀の世界に貢献する国際的な平和国家を目指す日本を支える国際人に成長する可能性を秘めた存在です。それだけに,日本国内の子どもたちが経験し得ない「言語の課題」に日常的に克服していく努力も求めらますが,第二の教室・先生である保護者各位の絶大なるご協力で,本校教育の推進が図られてきました。

本校は日本政府の援助を受けながら運営されていますが,補習授業校は,在留邦人がその子女の国語等の学力維持のために設置している施設であること,保護者が自分たちの子供たちのために設立しているという性格から,在外にある保護者の自助努力で運営されるいわば保護者立学校とでも言うべきものとなっています。

それだけに補習校では,設立の趣旨を皆でよく理解し合い,それぞれの立場の人がそれぞれに自分の役割を果たしていくことが極めて重要となります。保護者にあっては,単に子供を私立学校へ入学させている意識ではなく,一歩進んで「自分たちの学校」として,我が子のためだけでなく学校全体のために,補習校を運営している一員であるという認識のもとで,保護者としての役割を進んで果たしていただくことが求められています。

本校においても,子どもたちの成長を支援するため,さまざまな場面でさまざまな立場からの努力が続けられています。保護者による授業日における安全管理や図書当番,図書整理や絵本の読み聞かせのボランティア活動,父母会では遠足の運営を始め運動会や書きぞめ等の行事支援等々学校運営を支える様々な活動に一丸となって取り組んでいます。そして,さらにイースト・ミッドランド日本人会や関係者団体,在ロンドン日本国総領事館等から,それぞれの立場で大きなサポートをいただいています。

また,創立以来のダービー州政府を始め関係行政機関や借用校ダービー・カレッジからの支援・協力に対して感謝の念を忘れてはならないでしょう。

これからも,よりよいダービー日本人補習校を作り上げていくためには,関係する人々みんなの力を合わせる努力が必要となっています。

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